薬がみえる vol.4 Pharmacology vol.4

待望の総論編登場!
薬力学・薬物動態学などの基礎から
実務に役立つポイントまで解説!
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第1版 2020年4月発行 B5判 384頁
定価3,960円(本体3,600円+税10%) ISBN978-4-89632-800-4

薬がみえるvol.4(第1版)

商品コード:132041
発売日:2020年7月14日
書籍版発行:2020年4月(第1版)
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薬がみえる vol.4
薬がみえる vol.4

収録内容

薬力学

― 薬理学総論

― 薬の作用様式

― 標的分子

― 副作用と有害事象

― 薬力学の理論

薬物動態学

― 薬物の体内動態

― 生体膜透過

― 吸収

― 分布

― 代謝

― 排泄

― 薬物動態変動

― 薬物動態パラメータ

― 薬物速度論

― 線形1-コンパートメントモデル

― 線形2-コンパートメントモデル

― 非線形性の薬物動態学

― 生理学的モデル

― モデル非依存的な解析法

― PK/PD理論

― TDM

― 重要な式まとめ

相互作用

― 相互作用

製剤学

― 製剤学とは

― 経口投与する製剤

― 口腔内に適用する製剤

― 注射により投与する製剤

― 気管支・肺に適用する製剤

― 目に投与する製剤

― 耳に投与する製剤

― 鼻に適用する製剤

― 直腸に適用する製剤

― 腟に適用する製剤

― 皮膚などに適用する製剤

― 漢方製剤

― 添加剤

― 容器・包装

― DDS総論

― 放出制御

― 吸収改善

― ターゲティング

― プロドラッグ

薬剤の使用と実務

― 医薬品

― 医薬品情報

― 処方箋

― 用法・用量

― 禁忌・警告

― 配合変化

― 服薬指導

― 小児の薬学的管理

― 高齢者の薬学的管理

― ポリファーマシー

監修者一覧

田村 和広 東京薬科大学薬学部 薬理学教室 教授
山口 拓 長崎国際大学薬学部 薬物治療学研究室 教授
坂本 謙司 帝京大学薬学部 医薬品作用学研究室 教授
山崎 浩史 昭和薬科大学 薬物動態学研究室 教授
井上 勝央 東京薬科大学薬学部 薬物動態制御学 教授
丸山 徹 熊本大学薬学部 薬剤学分野 教授
大野 能之 東京大学医学部附属病院 薬剤部 副薬剤部長
山村 重雄 城西国際大学薬学部 教授
九川 文彦 兵庫医療大学 教授 薬学部 医療薬学領域薬物動態学分野
本間 真人 筑波大学医学医療系 臨床薬剤学 教授
筑波大学附属病院 薬剤部長
角山 香織 大阪薬科大学 臨床薬学教育研究センター 准教授
我妻 恭行 東北医科薬科大学薬学部 薬剤学教室 教授
西川 元也 東京理科大学薬学部 教授
渡邊 徹 昭和大学藤が丘病院 薬剤部 薬剤部長
向後 麻里 昭和大学薬学部 臨床薬学講座 薬物治療学部門 教授
清野 敏一 帝京平成大学薬学部 教授

読者の声

『薬がみえる』シリーズは薬理、病態がスッキリとまとめられているので、学生の時はサブテキストして使用していました。現在、職場の採用薬を中心に薬理作用を学んでいるので、学生時代に学んできた事を振り返るため、また、医師に疑義や支援する際の知識の整理のために使用しています。本書はカラーであることが、私にとって絵として覚え易いため、とても有難いです。(東京都 薬剤師 N.M.さん)

薬力学について、今まで公式は暗記するようにしていたけれど、どうしてこうなるのか丁寧に解説されていて理解できたのでよかった。(山口県 薬学生 K.O.さん)

薬物動態学について、各項ポイントがとても分かりやすかった。日常業務でも添付文書の見方がかわった。新薬が出てもこのポイントを押さえていればある程度は理解できると思う。(山口県 薬剤師 E.K.さん)

プロドラッグの章は構造式とイラストでイメージ付けて理解することができました。軟膏基剤のページも写真付きで今まで使ってきた教科書や参考書よりはるかに分かりやすいと感激しました。(大阪府 薬学生 Y.Y.さん)

インシデント・アクシデントになりやすいのに、なかなか減らないのが配合変化による薬剤トラブルです。そもそもの知識がないのが原因だと思うので、自戒をこめて読んでみましたが…すごく分かりやすい!職場でも勧めます。(愛知県 看護師 E.K.さん)

追加コンテンツ

注目点/改訂ポイント

薬の作用機序について基礎からわかりやすく解説!

薬が作用を示す際の理論的背景を含め、作用様式、標的分子(受容体、トランスポーター、イオンチャネル、酵素など)などを体系的に整理しています。
イラストでわかりやすく解説するだけでなく、薬理作用の強さなどを解析するための数式も解説しているので、理論から理解することができます。

薬物動態もわかりやすく解説!

薬が患者へ投与された後、どのようにして作用部位に到達し、消失していくのかを、多数の図表でわかりやすく解説しています。
また、それを裏打ちする数学的理論を解説するのはもちろんのこと、添付文書などに記載されている薬物動態パラメータの意義や、各数式がどのような場面で利用できるのかまで解説しています。
薬物動態の理論をきちんと理解した上で、実務で活かすことができます。

臨床現場で役立つポイントも充実!

薬理学や薬物動態学といった理論だけでなく、臨床現場で役立つ以下のようなポイントも解説しています。実習前の学習におすすめです。

・副作用と有害事象
・TDM
・相互作用
・投与経路ごとの特徴や臨床上の注意点
・DDS、プロドラッグ
・添付文書の見方
・処方箋の取り扱い
・配合変化
・服薬指導
・小児・高齢者の薬学的管理  など

2つのWEBコンテンツで学習内容を補強・定着!

計算式の詳細:紙面上では公式の導出過程を一部省略している項目があります。WEBコンテンツでは、式の変形過程を詳細に説明しています。
演習問題:各項目で解説した重要なグラフや関係式を用いる問題を薬剤師国家試験に沿った形式で作成しています。問題を解くことで、実務に活かせる知識が身に付きます。

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