職場の健康がみえる_WEB立ち読み
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01980(15歳未満)'70健康経営健康経営国民医療費●国民医療費は年々増加しており,2016(平成28)年度では,42兆●国民医療費の増加は,健康保険組合などの財政悪化を招き,健康●日本は現在,少子高齢化が進行しており,老年人口(65歳以上人口)が上昇傾向であるのに対し,生産年齢人口(15〜64歳人口)は減少傾向にある.●生産年齢人口は今後も減少し続け,2065年には4,529万人になると推計さ●生産年齢人口の減少により,将来的に社会全体で労働力が不足することが●国民医療費の増大と生産年齢人口の減少を背景として,会社は従業員がより健康に,より長く働けるように取り組む必要が生じる.●そのため,会社が従業員の健康保持増進に主体的かつ積極的に関39Occupational health : An Illustrated Reference Guide(万人)14,000(65歳以上)05040302010'8512,00010,0008,0006,0004,0002,0001950'60'90'9520003,558万人7,545万人1,542万人'80'902000'10'15'18'20'05'10'15資料:厚生労働省:国民医療費の概況.3,381万人4,529万人898万人'30'40'50'60'65資料:内閣府:令和元年版高齢社会白書.国民医療費の推移(兆円)一貫して上昇傾向➡健康保険組合などの財政悪化日本の人口推移と生産年齢人口の比率老年人口生産年齢人口(15〜64歳)年少人口会社は健康保険料(医療費)の上昇を抑制するため,従業員の健康保持増進に取り組む必要が生じる.国民医療費の増大会社は労働力確保のため定年後も従業員を継続して雇用する必要が生じる.生産年齢人口の減少実績値推計値従業員が,より健康に,より長く働けるよう,健康経営が重要となる!(年度)2016年度の国民医療費は42兆1,381億円にものぼる.2018年と比較して生産年齢人口が3,000万人以上減少➡労働力の不足(年) 健康経営が注目される背景(1) 国民医療費の増大 健康経営が注目される背景(2) 生産年齢人口の減少 従業員が健康で長く働ける会社を目指す 健康経営の重要性1,381億円にものぼる.保険料の上昇という形で会社の負担増加につながっている.れている.予測される.与する「健康経営」が注目されている.

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