薬4-1版_立ち読み
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薬物動態学1時間後■pを消失前と同じ濃度に換算線形1-コンパートメントモデル ■■tot: 全身クリアランス ■d: 分布容積 ■iv: 投与量 ■■■: 血中薬物濃度-時間曲線下面積d■■el: 消失速度定数■iv添付文書■d●“■■tot=■el・■d”の式は,■■totの大小だけでは消失しやすさ(■el)は判断できず,■dも考慮する必要があること,腎機能や肝機能の低下により■■totが低下すると,■elも低下することを示している.1C$p=k$Vd=予測CL=k$VdもCL=■■tot,■el,■dのうち2つ(もしくは■■tot,■iv,■■■のうち2つ)が分かれば,残り1つの値も分かる.薬物血液全身クリアランス(■■tot)の定義.薬物消失速度の式(− d■ =■el・■)〔p.146〕と分布容積の 式〔p.138〕からの変形式(■=■p・■d)を代入.血中薬物濃度-時間曲線下面積(■■■)の式を変形した式(■el=■0)と投与直後の血中薬物濃度の式(■0=■iv) を代入. 予測の例この薬を10mg(■iv)投与したら■■■が2.5μg・h/mLになったのですが,いつもより■■■■■■■■■が大きい気がするんです…薬剤師腎臓,肝臓などで薬物消失(■p⬇)クリアランスがずいぶん落ちているな…肝障害か腎障害が生じているのかな?(健康な成人男性)単位時間当たりにこれだけの体積の血液から薬物を完全に除去クリアランスの概念を忘れてしまった人はp.141を参照してください.薬学者薬剤師words & terms消失速度定数(■el) 〔p.149〕薬物の消失速度の指標となるパラメータ.コンパートメントモデルにおいては,コンパートメント内の薬物量に消失速度定数をかけた値が薬物消失速度になる.■elの値は薬物によって異なるが,同じ薬物であっても,投与するヒトの体格や身体機能(腎機能・肝機能など)によって決まるため,個人差がある.149■■■ ■■■■■■■■tot= 102.5 ■■tot=4L/h■■tot=8L/h■■tot■■totPharmacology vol.4 : An Illustrated Reference Guide 投与量と■■■から■■totが分かる ■■totと■■■の関係式●全身クリアランス(■■tot)〔p.141〕は単位時間当たりにどれくらいの体積の血液から薬物を完全に除去できるかを示した指標であり,薬物消失速度(−d■/d■)を血中薬物濃度(■p)で割ることで求めることができる.●■■totの式を次のように変形することで,パラメータの代入により簡単に■■totを求めることができる式となる.詳解・演習CL=-XddtはくしDivUACotttotelDivCAUottel

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