薬1-2版_立ち読み
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●シルニジピンは,交感神経抑制作用をあわせもち,頻脈を起こしにくい.●非DHP系Ca拮抗薬(ベラパミル,ジルチアゼム,ベプリジル)に比べ,心筋収縮力抑制作用および刺激伝導系抑●ニフェジピンの妊婦に対する禁忌は妊娠20週未満と記載されている.●アムロジピン,アゼルニジピンは緩徐に血圧を下降させるため,反射性頻脈〔p.307〕を起こしにくく,作用時間が長い【補足事項】310●●●●●●●●●●●●●●●●●●❷❷❷●●●●●●●●●❼❼❼●●●●●●●●●●●●●●●●●●歯肉増殖歯肉増殖歯肉増殖 ● ● ● ● ● ●●●●●●●他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強他の降圧薬との併用による作用増強●●●●●●HHNNOOOOOOOOOOClCl商品名【DHP系Ca拮抗薬】●アムロジピンベシル酸塩:ノルバスク(錠,OD),アムロジン(錠,OD),アムロジピン(錠,フィ) ●ニフェジピン:アダラート(カ,徐錠),セパミット(細,徐顆,徐カ) ●アゼルニジピン:カルブロック(錠) ●マニジピン塩酸塩:カルスロット(錠) ●シルニジピン:アテレック(錠) ●ベニジピン塩酸塩:コニール(錠) ●ニカルジピン塩酸塩:ペルジピン(錠,散,徐カ,注) 略 語●ジヒドロピリジン(DHP):dihydropyridine ●ヒト免疫不全ウイルス(HIV):human immunodefi ciency virusPharmacology vol.1 : An Illustrated Reference Guide制作用は少ない.という利点がある.一方,急な治療を要する不安定狭心症には不向きである.●❸以外の薬物で,血小板減少は副作用としてあるが,重大な副作用となっているのは❻以外である.❷❷❷ニフェジピン ニフェジピン ニフェジピン ニフェジピン ニフェジピン ニフェジピン ❺❺❺❺❺❺シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン シルニジピン ❸❸❸❻❻❻ベニジピンベニジピンベニジピンベニジピンベニジピンベニジピン動悸動悸動悸動悸動悸動悸 ● ● ●血圧低下血圧低下血圧低下血圧低下血圧低下血圧低下降圧降圧降圧 ● ● ●NH2NH2CH3CH3SO3HSO3HOOグレープフルーツジュースによる代謝阻害グレープフルーツジュースによる代謝阻害グレープフルーツジュースによる代謝阻害作用作用作用Minimum EssenceMinimum EssenceMinimum EssenceCa拮抗薬をはじめ,一般に血圧低下(降圧)作用がある薬はめまい,ふらつきを生じる可能性があることから,服用中は高所作業や車の運転など危険を伴う機械作業は避けることが望ましいです.監修:髙橋 尚彦H3CH3CH3CH3CニフェジピンHHNNH3CH3CH3COH3COH3CH3CH3COH3COHHNNHHCH3CH3OOHHOONO2NO2■■医師ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬(DHP系Ca拮抗薬)アムロジピンベシル酸塩シルニジピン❹❹❹❹❹❹マニジピンマニジピンマニジピンマニジピンマニジピンマニジピン ❼ ❼ ❼ ❼ ❼ ❼●●●●●●血管拡張血管拡張血管拡張●●●●●●高血圧高血圧高血圧 ● ● ●❶❷❶❷❶❷❻❻❻➡➡➡➡➡➡ ● ● ● ● ● ●❸❸❸CH3CH3OCH3OCH3OOOONO2NO2OOCa拮抗薬(Ca2+チャネル遮断薬)

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