●上記の他に，脂肪族系のレボメプロマジン，ピペラジン系のペルフェナジン，プロクロルペラジン，ピペリジン系の●視床下部体温調節中枢に作用し，正常体温を下降させる（解熱鎮痛薬は正常体温を下降させない）．●制吐作用は外科手術，放射線宿酔，化学療法による悪心・嘔吐に有効で，動揺病（乗り物酔い）には無効である．R2【補足事項】240●●●●●●●●●●●●❶❶❶●●●●●●❷❷❷●●●●●●❶❶❶●●●●●●❶❶❶❷❷❷●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●商品名【フェノチアジン系抗精神病薬】●クロルプロマジン塩酸塩：コントミン（錠，注） ●クロルプロマジンフェノールフタリン酸塩：ウインタミン（細） ●フルフェナジンマレイン酸塩：フルメジン（錠，散） ●フルフェナジンデカン酸エステル：フルデカシン（注） ●レボメプロマジン：ヒルナミン（錠，細，散，注），レボトミン（錠，顆，散，注） ●ペルフェナジン：ピーゼットシー（錠，散，注），トリラホン（錠，散） ●プロクロルペラジン：ノバミン（錠，注） ●プロペリシアジン：ニューレプチル（錠，細，液）Pharmacology vol.1 : An Illustrated Reference Guideプロペリシアジンがある． 置換基R1により3種類に分類される フェノチアジン系抗精神病薬の構造●フェノチアジン系抗精神病薬は，置換基R1により脂肪族系，ピペラジン系，ピペリジン系に分類される．●置換基R1は作用の質的性質，R2は量的性質（強さ）に影響を与える．●フェノチアジン系化合物には，抗精神病薬の他に，染料やメトヘモグロビン血症〔p.80〕の治療に用いられるメチレンブルーなどがある． ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●クロルプロマジンクロルプロマジンクロルプロマジンクロルプロマジンクロルプロマジンクロルプロマジン❷❷❷フルフェナジンフルフェナジンフルフェナジンフルフェナジンフルフェナジンフルフェナジン受容体遮断による抗精神病作用陽性症状に対する効果受容体遮断による抗精神病作用DDD222受容体遮断による抗精神病作用受容体遮断による抗精神病作用受容体遮断による抗精神病作用受容体遮断による抗精神病作用受容体遮断による抗精神病作用受容体遮断による抗精神病作用受容体遮断による抗精神病作用陽性症状に対する効果陽性症状に対する効果陽性症状に対する効果陽性症状に対する効果陽性症状に対する効果体温下降作用体温下降作用体温下降作用体温下降作用体温下降作用体温下降作用制吐作用制吐作用制吐作用SIADH ● ● ●SIADHSIADHSIADHSIADHSIADH ● ● ●クロルプロマジンR1フェノチアジン骨格脂肪族系CH3CH3CHCHCHCHCHCHCHCHCH333NNNNNCH3CH3CHCHCHCHCHCHCHCHCH333ClClClClClClClClNNNNNSSSSSR1：プロピル基を有するMinimum EssenceMinimum EssenceMinimum Essence医学監修： 根本 清貴薬学監修： 野田 幸裕NNNNNNNNNNFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFR2NNNNNSSSSSピペラジン系R1：ピペラジン基を有するOHOHOHOHOHOHOHOHR1フェノチアジン系抗精神病薬フルフェナジン定型（第一世代）抗精神病薬
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