こうみえ
3/24

6就学前保健・医療社会保障制度●在宅サービス (居宅介護,デイサービス,短期入所,補装具の給付など)●施設サービス (障害者支援施設など)●社会参加促進 (地域生活支援事業,スポーツ振興など)●手当の支給 (特別障害者手当,特別児童扶養手当など)社会福祉所得保障雇用資料:平成29年版 厚生労働白書15312151820児童クラブ(全戸訪問・育児支援家庭訪問事業など)(すべての家庭)40公共職業訓練労働者個人の自発的な職業能力開発を支援最低限の労働条件や賃金を保障労働者の安全衛生対策50607075高齢者医療65歳  施設サービスなど)健診,母子健康手帳など16世紀のイギリスで公的扶助の原型となる『救貧法』が制定され,19世紀のドイツで世界初の社会保険制度が立法化されました.第二次世界大戦後,イギリスは「ゆりかごから墓場まで」を社会福祉政策のスローガンに掲げ,国民全員が無料で医療を受けられる国民保健サービス(NHS)を創設し,社会保障制度の先駆的役割を担ってきました.しかし慢性的な資金不足,待ち時間の長さなど課題も多く,近年の生活習慣病の増加などの問題もあり,制度の立て直しを迫られています.出生健康づくり健康診断疾病治療療養児童福祉母子父子寡婦福祉老人福祉障害(児)者福祉年金制度生活保護労働力需給調整労災保険雇用保険職業能力開発男女雇用機会均等仕事と生活の両立支援労働条件就学期健診,未熟児医療,予防接種 など保育所放課後地域の子育て支援児童手当児童扶養手当(ひとり親家庭)保護を要する児童への社会的養護など子育て・就労期事業主による健康診断特定健診・特定保健指導医療保険(医療費保障)遺族年金障害年金職業紹介,職業相談など障害者雇用働いて事故にあった時,失業した時など男女雇用機会均等・育児休業・介護休業など介護保険(在宅サービス,老齢年金資産,能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する者に対し,最低限度の生活を保障高齢者雇用(歳)引退後 ライフサイクルからみた社会保障●個人のライフサイクル全般にわたって,社会的な援助を必要とする事態を支えるための制度が重層的に整えられている.生を受けたときの母子健康手帳の交付に始まり,傷病に際しては生涯にわたる医療保障,失業時に適用される雇用保険,65歳を超えると給付される年金制度など,出生前から死亡するまで社会保障による支援を受けられる.ゆりかごから墓場まで From the Cradle to the Grave

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る