こうみえ
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●国民医療費を制度区分別にみると,医療保険等給付分,後期高齢者医療給付分,公費負担医療給付分,●65歳以上の一人当たり医療費は65歳未満の約4倍となっており,高齢者の医療費の増加が顕著である.●2011年度に初めて30万円を超えた.●高齢者は,歯科診療医療費の割合は約4割にとどまっているが,医科診療医療費では6割以上を占める.●病院・診療所における医科診療医療費が最も多い(総額の約50%が病院,約20%が診療所).●薬局調剤医療費>歯科診療医●医療費の多くは,医療保険による給付の形式をとる.●公費負担は生活保護制度の医●後期高齢者が約35%を占める.●財源の約半分は保険料で賄わ●家計から支出される患者負担のうち,医療保険制度の一部負担が約9割,全額自費が約1割.0〜14歳5.6%15〜44歳11.8%向にある.資料:厚生労働省「国民医療費」資料:厚生労働省「国民医療費」65歳以上75歳以上(再掲)資料:厚生労働省「国民医療費」1701008060402065歳未満0その他 0.6%患者負担5.2兆円11.7%保険料21.9兆円49.4%公費17.0兆円38.3%財源別れている.年齢階級別国民医療費(2019年度)総数医科診療医療費65歳以上が6割を超えています.65歳以上61.0%65歳未満36.7%65歳以上63.3%45〜64歳21.6%65歳以上40.4%65歳未満59.6%患者負担5.5兆円12.3%公費負担3.2兆円7.3%後期高齢者医療給付15.7兆円35.3%制度区分別療扶助によるものが多い.歯科診療医療費軽減特例措置0.0%入院時食事・生活医療費 1.8%薬局調剤医療費7.8兆円17.7%医療保険等20.0兆円45.2%歯科診療医療費3.0兆円6.8%療費.一人当たり国民医療費(年齢階級別)(2019年度)(万円)65歳以上の一人当たり医療費は,65歳未満の約4倍!35.219.2全年齢平均93.1万円75.4訪問看護医療費0.6%療養費等1.2%医科診療医療費32.0兆円72.0%診療種類別患者負担分に分けられる.高齢化により後期高齢者医療給付の割合が増加している.国民医療費(財源別・制度区分別・診療種類別)(2019年度)が約6割を占めている. 国民医療費の内訳(財源別・制度区分別・診療種類別)●国民医療費を財源別にみると,公費の割合が年々増加しており(国庫負担が財政の重荷になっている),保険料(約50%),公費(約40%),その他(ほとんどを患者負担が占める,約10%)となっている.患者負担の割合は近年,減少傾向にある. 国民医療費の内訳(年齢階級別)●全人口の30%弱にあたる65歳以上の医療費 一人当たり国民医療費●国民一人当たりの医療費は35万1,800円で,増加傾

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